釣りが大好きな親友

私には幼稚園の頃から幼なじみで40代後半の今でも親友の野山ひろあきと言う男がいます。
幼稚園から高校まで一緒に進学して、勉強よりも遊んでばかりだったのですが、大学を中退した彼は私が大学でサークルとバイトに明け暮れていた頃から私の3倍以上働いて資金を貯めて運送会社を立ち上げたのです。
10年以上は苦労の連続でしたが5年ほど前から落ち着いて順調に会社も成長している様で、最近では船を購入して私を誘って釣りに出かける様になりました。
その釣りでの事で魚群探知機でブリやサワラなどがいる場所を探して頑張って釣っているのですが、私は釣れなくてもマイペースで楽しんでいるのに対して、彼はおもりの重さを変えてみたりジギング(疑似餌)を頻繁に変えて必死に釣り上げようとしているのです。
初めの頃は彼の動きをせっかちで優柔不断だと思っていましたが、結果は私の倍以上も釣り上げているので、冷やかし半分で話しかけると「これも努力の結果だよ」と笑って答えてくれました。
よく考えてみると釣りひとつとっても、少しの変化に柔軟に対応して結果を出すと事が会社を運営していく上で必要な物だと分かったのです。